2015/04/27

建設業界の担い手確保・育成に向け、各地で合同企業説明会や新入社員研修会が開催されています。
一般社団法人東京建設業協会（飯塚恒生会長）では、東京土木施工管理技士会とともに、次のような取組みを実施しました。

●合同企業説明会『みんなの建設業☆就職フェスタ』

3月20日、会員企業84社が参加する合同企業説明会を開催、建設業界への就職を目指す学生約400名が参加しました。前回は平成25年12月の開催でしたが、採用に関する広報活動開始時期が変更になったことに伴い、3月の開催となっています。
講演会では、マイナビ編集長である三上隆次氏が、今年の就職活動の動向について説明、続いて日本マルチメディア・エクイップメント株式会社の高田守康代表取締役が建設業で働くやりがいなどについて講演しました。
続いて企業毎のブースに分かれての説明会。初めの3社を「出会いの3社」と名付け、各企業ブースへ参加者の振り分けを行うなど、より多くの建設企業に目を向けてもらおうとの試みも行われています。「女性歓迎」「文系可」を掲げるブースも多く、各社工夫を凝らしたＰＲが行われ、参加者が熱心に耳を傾ける様子が見られました。

●平成27年度建設業新入社員研修会

4月2日～3日、新入研修会を開催、会員企業の新入社員約200名が参加しました。
初日は飯塚会長が講演し、自らの会社生活の経験談を披露されました。その後、ビジネスマナーなどの新入社員としての基礎知識の他、グループワークによるマンション新築工事の工程表作成シミュレーションが行われるなど、より実践的なプログラムも実施され、会場は活気に溢れていました。