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労務安全について
続ける安全について
24度4時間vs30度9時間。謎めいていますが統計上で前者が梅雨明け前の平均気温と直射日光時間で、後者は梅雨明け直後のものです。まさに季節が劇的に変化したことをあらわしています。気象庁の予報は当たり、今年の梅雨は短く、暑い夏の始まりです。空が重く、うっとうしい梅雨からやっと抜け出せた喜びも一週間ほどしか持ちません。何故なら日本の夏は熱帯的で、湿度が高く不快と寝苦しさに悩まされ始めるからです。医者からエアコンは人体の温度調整機能を低下させるためせいぜいドライでの使用(睡眠時)を勧められました。
インドでは、夜になっても熱気が冷めやらず人々は外に出て眠ったりするため、当局は交通事故の増大に頭を抱える季節。
ギラギラと照りつける太陽、気温もぐんぐんと上昇し、心理的にも肉体的にもつらい季節です。
夏の敵は夏バテ! その夏バテの原因は ①副腎疲労(暑さはストレスであり、ストレスで副腎皮質ホルモンの分泌が増大して、副腎そのものがヘバリ、従って夏の暑さに身体が対応できなくなる) ②寝不足(日照時間が夏は長く、寝苦しさと一体となって睡眠不足となり身体に変調をきたす) ③代謝熱発散不足(身体のなかから発散する熱が、暑さのため発散できずに体内にたまって、体調をおかしくさせてしまう)などが言われています。 このような原因が背景にあるものの最終的には「食べないから夏バテはおこるのだ」そうです。 私の家の傍には個人病院とお寺があって、職住近接ならぬ生死近接ですが、或る日その医者を訪ねたときに、「食べないことが夏バテを招くのだから、無理してでも食べること。思っているほど体の消化能力は低下していない。心配ならば安い消化剤を併用すると良い。高価な薬である必要がないのは、日本人の主食である澱粉(米など)さえ消化すれば後は胃腸の消化能力で十分。」医者から直接聞いた本当の話です。薬の上手な使い方として勧められました。
続ける安全
社会では毎日のようにいろいろな事件・事故が発生しています。事故には「なんで?」と思わせるものが多いと思いませんか?
建設の現場でも、たとえばタワークレーンが荷をつって頭上を旋回している下を移動したり、不安全な姿勢で脚立作業をしたり、不完全な仮設のまま利用して仕事をしたりしてとか・・・全て危険だ!してはいけない!させてはいけない!ということをわかっている状況で発生しているのが現状です。このことは「気がつけばやめてくれる」とか「ここさえ終わらせれば」とか「マア大丈夫だろう」とか「ここで止めると・・」など、とてもアイマイな期待、気持ちのまま仕事の中断をおそれて目の前の作業を大切にすることに目を奪われて、もっと大切な安全=人命に目を瞑ってしまっているからです。
バクゼンとした安全の期待をするのはやめましょう。安全週間は終わりましたけど、どうか安全の習慣は終わらせないでください。
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